ハイゼットカーゴ | エブリィ |
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軽自動車規格の商用バンは各メーカーから販売されていますが、製造しているのは軽トラック同様、ダイハツ、スズキ、ホンダの3社だけで他メーカーはダイハツとスズキよりOEM供給を受けて販売しています。
したがって選択基準は実質、ダイハツのハイゼットカーゴ、スズキのエブリイ、ホンダのアクティバンの3車となります。
軽トラックは最近になってフルモデルチェンジが相次ぎましたが、軽バンに関してはもっとも新しいフルモデルチェンジがエブリイで2005年、ハイゼットカーゴは2004年でアクティバンに関しては1999年と古く、新機能が盛り込まれていない分、差異化を図るのが難しい現状となっています。
とくにエブリイとハイゼットカーゴは軽バン市場を二分していますが、セミボンネット型のエクステリア、エンジンを座席下に置くキャブオーバー型レイアウトと同じ部分が多く、軽自動車規格でボディサイズが決まっているため、積載能力においても大差が見られません。
アクティ | サンバーバン |
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アクティバンはエンジンを後輪前方にレイアウトするという独自のミッドシップ方式を取っており、荷重が後輪にかかるので空荷でも安定した走行性能を発揮しますが、荷室容量の面ではエブリイ、ハイゼットカーゴと大差なく、また2車に設定されているターボモデルもないので、走行性能に関しては独自の路線を歩んでいるといえます。
すでに製造中止となっていますが、これら3車と同時期に販売されていた軽バンとしてスバルのサンバーバンがあります。
現在、中古車でしか購入できませんが、状態の良い車種を選べば3車に引けを取らない性能を発揮します。
サンバーバンはアクティバンよりも個性的な車種で、エンジンレイアウトは後輪後方にマウントするリアエンジン方式、サスペンションはスポーツカー並の4輪独立懸架を採用、どの軽バンよりも早くフロントにベンチレーテッドディスクブレーキを採用し、エンジンは直列3気筒DOHCが主流になる中、最後まで振動が少なく滑らかな回転をキープする直列4気筒DOHCを搭載していました。
現在でもサンバーバンの製造中止を惜しむ声が多く、中古車市場では人気車種となっています。
高い経済性を求めるならば、三菱自動車が販売している商用バン電気自動車、MiEVを購入するというのもひとつの方法です。
バッテリーは小型のリチウムイオン電池なので最大積載量は軽自動車規格の350kgをキープ、フル充電による走行可能距離は16.0kWhモデルでも150kmと短いのですが、近距離配達専門の業務であれば最適の車種といえます。
ただし、電力供給のための初期費用が高くつくというデメリットを持っています。
軽トラ・軽バン・商用トラック・商用バンといった商用車は、乗用車に比べてエンジンやボディが非常に丈夫に造られており、中古車でも十分に程度が良く、長く乗れる在庫が多数揃っています!
商用車の中古車にも強い中古車販売シェアNO.1のガリバー をご紹介しておきます(^^)